精神科医Dr.Chikaの「音楽療法新聞」

認知症音楽療法と楽曲制作に取り組んでおります。

【臨時増刊号】ビートルズの魅力

今回はビートルズについて、私なりの考えをまとめさせていただきます。

 

概要

イギリス・リバプール出身の4人組ロックバンド。

196210月に「Love Me Do」でデビューしてから19704月の解散までの間に公式オリジナルアルバム13枚(Magical Mystery Tour含む)とPast Maters Vol1&2収録の213曲を発表した。(Past Maters Vol1収録のドイツ語ver2曲を除くと211曲/Revolution1とRevolutionを同じとすると210曲) 

リンゴスター(1940.7.7)が最年長で、ジョンレノン(1940.10.9)、ポールマッカートニー(1942.6.18)、ジョージハリスン(1943.2.25)が最年少。

 

魅力

Beatles自身とその音楽性の変化

8年間の中でBeatlesというグループ自体が大きく変化していき、それに伴って楽曲の音楽性も変化していく。

デビュー前はリバプールのライブハウス・キャバンクラブなどで連日演奏を行い、デビュー後は2枚目のシングルの「Please Please Me」の大ヒット(英国チャートで30週連続1位)を皮切りに、「From Me To You」「She Loves You」「I Want To Hold Your Hand(抱きしめたい)」..と次々と前代未聞の大ヒットをとばした。

アメリカや世界へ進出しコンサートを行い、音楽にとどまらず価値観・ファッションなどに大きく影響を与えた。

19658月には史上初の野球場でのコンサートをニューヨークのシェイ・スタジアムで行い、野球場での演奏のパイオニアとなった。

世界各国で、大勢のファンに囲まれた中でコンサートを続けるが、1966.8.29のサンフランシスコ・キャンドルスティック・パークでのコンサートを最後に、演奏活動を休止。その後レコーディングバンドへと変貌をとげる。4人の風貌も大きく変わった。

Beatles自身が架空のバンドを演じた初めてのコンセプト・アルバム「サージェントペパーズ・ロンリーハーツクラブ・バンド」から、多様な演奏形態の曲を収録する「ホワイトアルバム」まで、数多くの曲をレコーディング。コンサートを休止した代わりに、シングル曲の公開とともにプロモーションビデオを撮影。現代のPVの先駆けとなったのも、ビートルズ19676月には、3億人が視聴した世界同時衛生中継番組「アワー・ワールド」に出演し、「愛こそはすべて」を披露した。

1968年には自主レーベルとも言える「アップル・レコード」を設立し、「ホワイト・アルバム」以降のアルバムをアップルからリリース。

解散を前にした1969年に再びデビュー当時のビートルズの演奏形態に戻り「ゲット・バック・セッション」を行い、映画「レット・イット・ビー」を撮影。そして、横断歩道を渡るジャケットで有名な「アビーロード」を、最後に録音したアルバムとして発表し、19704月に解散。8年間のビートルズストーリーは幕を閉じた。

 

曲作り

ビートルズの曲は12,3分のものがほとんどで4人とも曲を書く。

レノン=マッカートニーの曲が圧倒的に多いが、ジョージの曲も名曲ぞろい。リンゴの曲(ドント・パス・ミー・バイ/オクトパス・ガーデン)もいい味を出している。

ジョンレノンが作曲しても、ポールマッカートニーが作曲しても、合作でも、表記はレノン=マッカートニー。有名な曲では、「イエスタディ」や「ヘイ・ジュード」や「レット・イット・ビー」などはポールの作曲で、ポールとジョンの作曲したメロディを組み合わせて合作したものもあり、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」「We Can Work It Out(恋を抱きしめよう)」などに見られるように、2人が作曲した異なるメロディが、絶妙にマッチしている。

 

4人のソングライターが切磋琢磨し、5人目のビートルズといわれる音楽プロデューサー、ジョージ・マーティンに支えられ、完成したビートルズの楽曲には、駄作がない。11曲の世界観に合わせて、誰が歌うか、どんなコーラスを入れるか、どの楽器を使いどんな風に弾くのか、試行錯誤の結果、それぞれの曲が違った風合いを見せ、ビートルズの音楽の多様性を築いた。

解散後のソロ活動では、各メンバーの音楽の指向性の違いが明らかとなる。ポールは歌詞よりもメロディやアレンジを優先し、ジョンはメッセージ性のある歌詞で聴かせる。ビートルズでは各メンバーの強みが掛け合わされ、ジョージ・マーティンの力が加わり、唯一無二のビートルズサウンドが存在し得たことがわかる。

各曲ともわずか2,3分の中で、キャッチーでセンス溢れるメロディやアレンジやコーラス、リードボーカルが一体となって、ビートルズサウンドが繰り広げられる。

 

人柄

4人ともリバプール訛りのままで、飾らない。発言は実に率直で、心を打たれる。物質的なものや既存の価値観に左右されないかっこよさを感じる。

現代の私たちの日常生活の中ですら、金銭や肩書きなどの既存の価値観で物事を判断する人は多いが、ビートルズは成功して富を得てからも、真に価値あるものを追求し続けた。

ポールの言葉に「Were no more and no less..」(等身大以上でも以下でもない)というものがあったように思う。傲慢でなく、謙虚な中に自信もあり、持っているものを語らずして示す、ビートルズはそんな真のかっこよさの模範でもある。

 

歌とコーラス

ビートルズの声質は4人とも特徴的かつ異なっている。とくに鼻腔周囲に集音され鋭く響くジョンの声と、広く鼻腔・副鼻腔に響くスウィート・ボイスのポールの声は対極にある。ジョンが歌うか、ポールが歌うかで曲のイメージは全く変わる。

各曲のイメージに合わせて、この曲はだれがリード・ボーカルをとるのか、が決められる。

基本的には、自分が書いた曲は自分で歌う、というスタンスだが、例えばリンゴがリード・ボーカルの「イエロー・サブマリン」のように作曲者(レノン=マッカートニー)とボーカルが異なる場合もある。

そして、ビートルズの最大の魅力の一つであるコーラスの美しさも欠かせない。コーラスラインの多彩さと、絶妙な使い方も大きな魅力だ。

そしてポール・ジョン・ジョージの3人でハモった時の美しい声の融合・・については「Abbey Road」に収録される「Because」に集約されるかと思う。

 

声質は生まれつきのものだ。男性の場合は声変わりで声域が低くなったり、その人の声色の中での変化はみられるものの、基本的な声質は生涯変わらずにその人特有のものである。発声のしくみについて考えてみると、肺から送られた空気が喉の奥にある声帯を振動させ、声のもとになる「音」が、口腔や鼻腔・副鼻腔と言われる頭蓋内の空洞に響く事によって、声は発せられている。声を響かせる頭蓋内の空間の形態の違いが声質に影響している。

歌唱力だけでなく生まれ持った声質が曲のイメージを大きく左右するポップロックにおいて、3人の声質が絶妙にマッチしていることは大変に貴重だと思う。

 

演奏の魅力

ビートルズは、演奏が上手い。デビュー前に連日キャバン・クラブなどで演奏を重ねていた下積み時代に支えられていることもあるかと思うが、ビートルズに限らず、昔の時代は今よりもオーディオ機器の技術がはるかに限られた環境下で演奏をしていた。

音楽というものは演奏によって音が空気を振動させ聴いた人に感動を与えるものだが、録音をしなければ音はどこかに消えてしまい、現代まで聴き継がれることはない。

音楽という媒体は「オーディオ・データ」であり、制作過程にはその時代の科学技術の進歩が大きく影響してきた。

現代では、音楽データはパソコンのソフトを使用して制作され、録音した音のリズムや音程や音量などを簡単に修正することができる。部分的に録音したものを繋げて、各パートに様々にエフェクトをかけて加工し、画面上だけで再現可能な最高のテイクを作ることができる。

そのような高度な技術は、当然ビートルズの時代にはなかった。1963年に発売されたビートルズの最初のアルバム「Please Please Me」は、収録曲のほとんどを一発録りしたと言われる。ビートルズの演奏力は音源の高い完成度にも直接的に作用した。

 

アレンジ・アイディアの魅力

音楽におけるクレジットには、作詞・作曲・編曲とあるが、アレンジは編曲にあたる部分だ。

同じ曲でも、アレンジによって仕上がりは全く変わる。どの楽器を使って、それぞれどんな音色でどんなフレーズを弾くのか、アレンジの可能性は無限大に存在しうる。

ビートルズのアレンジは実に多彩だ。その曲のイメージに合うならば、リコーダーでも管楽器でも、インドの民族楽器でも、雑踏のざわめき声でも鳥の鳴き声でも、何でも取り入れる。あるいは、よりテクニカルな楽器のフレーズが合う曲には、メンバー以外のプレイヤーも受け入れる。「ドント・レット・ミー・ダウン」や「ゲット・バック」などの鍵盤はビリー・プレストンに、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」のギター・ソロはエリック・クラプトンに任せている。

ビートルズの発想力と、それをうまく引き出して形にするジョージ・マーティンの力によって、曲のメロディーを最大限に生かすべく、アレンジが仕上がっている。

ビートルズの曲は何度聴いても「こんなところにこんな音が!」という発見があったりする。 

 

ファッションの魅力

デビュー前はジーンズに革ジャンで演奏していたが、ビートルズのマネージャーのブライアン・エプスタインが、スーツにネクタイを着用させ演奏後に一礼をさせるという、初期のビートルズの礼節あるイメージ作りを行なった。

一昔前の流行りが、今現在には受け入れがたいセンスとなってしまう場合も多々あるが、ビートルズ60年代のファッションや髪型は、現代の感覚にも溶け込んでいる。初期のマッシュルームカット・ブーツやスーツ、あるいは中期以降のサイケデリックな色使いは、今でも一つのファッションとして受け入れられている。

 

ビートルズの魅力まとめ

・世界的アイドルかつ歴史的アーティスト

・駄作がない

4人とも主役になれる。4人とも歌い、曲を書く。

リードボーカルが曲ごとに変わる。

・変幻自在な演奏スタイル(ポールはBa,E.Gt,A.Gt,Dr,Key,Vo,Choを担当するマルチプレーヤー)

・飾らない人柄

・アイディア豊富なアレンジ

・現代の常識の先駆け:野球場での演奏・プロモーションビデオ・コンセプトアルバム・自主レーベル(アップル・レコード)等..

空前絶後という言葉が合っているように思います。

 

 

エッセイ「いい曲・素晴らしい音楽とは」

音楽には正解はありません。好みは多様な上、変化もします。

それでも良い音楽という概念は存在しています。

ひとつの大きな考え方では、時間をかけて証明されるものなのではないかと思います。

名曲と言われる音楽は、50年後、100年後・・にも、メロディーやアレンジ・演奏や、そこに込められたアーティストの魅力が聴く人に新鮮な驚きを与え続け、その人の趣味嗜好や生活の楽しみや、考え方や人生にまで、大きな影響を与えてしまうパワーをも秘めています。

どのアーティストの、どんな曲に魅力を感じるかは、その人次第ですが、

大好きな曲を創り出したアーティストとは、時代や場所を超えて、共有できる感動や価値観があるのではないでしょうか。

ビートルズは解散後50年たった今も、多くの人に影響を与え続け、愛され続けています。

 

今回はビートルズについて私なりの考えを、述べさせていただきました。

お読みいただき、ありがとうございました🐈

 


ビートルズ・ピアノ弾き語りメドレー10曲〜精神科医Dr.ChikaのBeatles名曲カバー〜

 

おまけのエピソード「ビートルズのリアルタイム(?)」

私の好きな音楽は、ビートルズやELOなどを中心に、60・70年代の洋楽ポップ・ロックです。

中学生の時にビートルズを好きになってからというもの、自身の世代の流行はそっちのけでした。

リアルタイムではない私にとって、60年代は「ビートルズが大人気だった」という印象をずっと、持ち続けていました。

現在の勤務先である認知症専門老人保健施設で働き出した頃、認知症の軽症者の方を対象とした集団音楽療法(演奏会)で、ビートルズの「Yesterday」「Let It Be」「Help!」を、ピアノで弾き語り演奏をさせていただいたことがあります。

リアルタイムの世代を過ごした利用者さんたちは、当然曲を知っていて、もしかして一緒に口ずさんでくれるのでは、と期待したのですが、利用者さんたちの反応は・・

皆さん「・・・・・(???)」という感じでした。

あれれ?と思いながらも、「Help!」を最後まで歌いきった私だけが完全に浮いてしまったことが、働き始めの良い思い出になりました。(笑)

中には「ミッシェルが好き」などと言ってくれた利用者さんもいたのですが・・お一方でした。

昭和の歌謡曲の演奏に戻ると、皆さん一緒に歌ってくれていました。

予想外の反応に驚くと同時に、「昭和の歌謡曲」の力を痛感しました。

今後、洋楽好きの利用者さんが入所された際には、是非一緒に聴きたいと思っています。

 

月刊【音楽療法新聞】 2020年11月(第8号)

認知症重症者への「個別音楽療法」最新の施行結果と、楽曲制作の情報を月刊でお届けします。

 

認知症専門床での個別音楽療法 

私が勤務する認知症専門老人保健施設に入所されている認知症の重症者の方に、ヘッドフォンで個々の思い出の曲を聴いていただく個別音楽療法

施行終了した方についての報告です。


Dr.Chikaの『音楽と認知症』パーソナルソングが認知症患者の心を呼び覚ます

個別音楽療法の報告15

匿名Oさん 70代後半/女性 アルツハイマー認知症HDS-R 0点)

【普段の様子】

歩行:手引き リハビリ参加:不可 自発語:あり 問題症状:介護抵抗 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

美空ひばり

【反応が良かった聴取曲】

真赤な太陽/港町十三番地/愛燦燦/娘船頭さん(美空ひばり

【聴く前の様子】

表情険しい・テーブルに顔を伏せている

【聴いている時の様子】

曲が始まると、目をつむって手すりを叩いたり足踏み、膝を叩く動作あり。

はっきりと歌っている。スタッフが「美空ひばりさんはずっと好きなんですか?」と尋ねると「何年経ってもそういう思い出いっぱいありますから」と返答あり。普段は険しい表情がやわらいでいた。

 

個別音楽療法の報告16

匿名Pさん 80代前半/女性 レビー小体型認知症HDS-R 4点)

【普段の様子】

歩行:車椅子 リハビリ参加:不可 自発語:あり 問題症状:介護抵抗 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

なし

【反応が良かった聴取曲】

真赤な太陽(美空ひばり)・ブルーライトヨコハマいしだあゆみ

【聴く前の様子】

表情険しく拒否的

 【聴いている時の様子】

リズムに合わせて手拍子あり・はっきりと歌っている。涙が出ていた。

「楽しかったよ。ありがとう。憩いの場を作ってもらって・・」とスタッフに話していた。

 

個別音楽療法の報告17

匿名Qさん 80代後半/女性 認知症HDS-R 11点)

 【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:一部参加 自発語:なし 問題症状:活動性低下 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

美空ひばり

【反応が良かった聴取曲】

真赤な太陽/港町十三番地美空ひばり)・銀座の恋の物語(石原裕次郎・牧村旬子)

【聴く前の様子】

傾眠

 【聴いている時の様子】

表情穏やかに所々歌っている。うなずきリズムをとったり拳を握り踊るような動作を見せる。一緒に聞いていた同テーブルの利用者さんの踊る仕草を見て拍手をしている。社交ダンスの手の添え方をスタッフに教えてくれた。

 

個別音楽療法の報告18

匿名Rさん 80代前半/女性 アルツハイマー認知症HDS-R 8点)

 【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:不可 自発語:あり 問題症状:大声 意思疎通:不可

【好きな曲の情報】

大月みやこ

【反応が良かった聴取曲】

港町十三番地美空ひばり)・高校三年生(舟木一夫

【聴く前の様子】

訴えが多く大声を出すなど落ち着かない様子

 【聴いている時の様子】

歌詞の内容を拾って話をしている。「君といつまでも」を聴いた時に「これ加山?」と質問あり、歌手名を覚えていた。曲によっては「あんまりうまくないね。素人みたい。」と辛口の評価も話されていた。ところどころ歌い、頷くようにリズムをとっていた。「大月みやこないの?」と何度も質問あり、大月みやこさんの「涙川」を聴いていただいたところ「知らない、この曲。」と話しながらも、他の曲に比べ落ち着いている様子であった。

 

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

  

*個別音楽療法は私が勤務する認知症専門老人保健施設での独自の取り組みとして、認知症重症者のQOLの向上を目的に、対象者を選定した上で、作業療法士さんによるリハビリの一環として行なっております。

*お一人当たりの施行回数は1回3曲を5回(全15曲)が基本で、特に反応の良い方や通常のリハビリ介入を行えない方については、長期間(最長3ヶ月)継続して施行しています。

*【聴く前の様子】と【聴いている時の様子】は、作業療法士さんの記録から抜粋しています。

 

集団音楽療法(演奏会)

新型コロナウイルス感染症予防の観点から現在休止中です


精神科医Dr.Chikaの『認知症シリーズ第3回』~集団音楽療法

 

オリジナル曲

今月の曲

私が作曲をしているBGMの最新曲です。

【リラックスBGM20番】


【Sleeping 精神科医作曲】眠れる曲20 オルゴールバージョン【夜空の旅】  赤ちゃん ・子どもにも 眠れる睡眠音楽眠れる曲オルゴール20

明るい曲調です。夜空を旅する猫の絵も描きました。・・

 

【リラックスBGM21番】


【Sleeping 精神科医作曲】眠れる曲21 ピアノバージョン【Yesterday & Today】  赤ちゃん ・子どもにも 眠れる睡眠音楽眠れる曲ピアノ21

 悲しい曲調です。タイトルは1966にアメリカで編集されたビートルズの非公式LP「Yesterday and Today」から。

 

*次作22番:現在制作中です。

配信ストア一覧

www.tunecore.co.jp

 

ビートルズ全曲カバープロジェクト

リラックスや眠り用の31曲(ピアノ・オルゴール)ロング・メドレーを制作しました。

【オルゴールver】


「眠れない」人のために精神科医がアレンジしたビートルズ・オルゴールメドレー【31曲】

【ピアノver】


「眠れない」人のために精神科医がアレンジしたビートルズ・ピアノメドレー【31曲】

 少しでも原曲に近い雰囲気を出すために、構成は基本的に原曲と同じ形にしています。ピアノverはところどころ、ギターやオルガン(The Endはドラムも)などの楽器の音色を盛り込みました。眠りやリラックスなどの一助となれば大変嬉しく思います。

【曲順】

1.Good Night

2.Let It Be

3.In My Life

4.Here Comes The Sun

5.Ill Be Back

6.Across The Universe

7.NorwegianWood

8.Hello Goodbye

9.Here There And Everywhere

10.The Long And Winding Road

11.Yesterday

12.Something

13.If I Fell

14.While My Guitar Gently Weeps

15.And I Love Her

16.For No One

17.The Fool On The Hill

18.Michelle

19.Come Together

20.Im So Tired

21.Strawberry Fields Forever

22.Because

AbbeyRoad B面メドレー】

23.You Never Give Me Your Money

24.Sun King

25.Mean Mr Mustard

26.Polythene Pam

27.She Came In Through The Bathroom Window

28.Golden Slumbers

29.Carry That Weight

30.The End

31.Her Majesty

drchika.hatenablog.com

 

エッセイ「記憶への鍵」

最近Electric Light Orchestra(ELO)の曲をよく聴くようになりました。

mr blue skyから辿ってELOを初めて知るようになったつもりでしたが、好きな音楽というものは何かと繋がっているもので、調べてみると、ビートルズの「Free As A Bird」と「Real Love」、ポールマッカートニーの「Flaming Pie」、ジョージハリスンの「Cloud Nine」「Brain Washed」などのプロデュースを行ったジェフ・リンのバンドでした。

よくよく思い返すと、以前ビートルズのカバー演奏活動を行っていたライブバーで、ジェフ・リンの話を聞いたことがあったり、ELOOut Of The Blueに収録されているジャングルという曲をカバー・バンドが演奏していたのを聴いた気がしてきたりと、ELOの曲を聴いたことで記憶の片隅にあった10年以上前の情景が思い出されてきました。

私の音楽の嗜好が多少偏りがあることはさておき、認知症重症者への個別音楽療法において重要なことは、ご本人から得られる情報・手がかりが少ない中で、それぞれの利用者さんの思い出につながる曲を探し当てることです。

認知症の重症者の方は、すでにいろんなお話ができないご状態になっているために、

思い出の曲を聴いている時に、何を思って笑ったり、突然に泣き出したりしているのかまでは残念ながらわかりません。それでも多くの方が、聴きだすと突然に笑顔になって歌い出したり、泣き出したりしていることは、まぎれもない事実として、観察をさせていただいております。

体操をしたり、塗り絵やゲームや書道をしたりなどの通常の作業療法ができなくなっても、最後まで音楽を聴くことはできて、曲を覚えていて歌うこともできる。曲に関連する記憶を回想して何かを話そうとしてくれたり涙を流したりする。

認知症の方の脳の中で何が起こっているのか、脳神経科学を追求することにも興味はありますが、今目の前にいる多くの重症の利用者さんたちには、あまり時間が残されていない現実があります。認知症末期の多くの利用者さんにみられるように、無表情・無言で食事・睡眠・入浴・排泄を繰り返すだけの毎日ではなく、QOLをあげることに貢献できる残された手段として、個別音楽療法の観察研究を続けたいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました🎧🐈📰

 

バックナンバー

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

 

月刊【音楽療法新聞】 2020年10月(第7号)

認知症重症者への「個別音楽療法」最新の施行結果と、楽曲制作の情報を月刊でお届けします。

 

認知症専門床での個別音楽療法 

私が勤務する認知症専門老人保健施設に入所されている認知症の重症者の方に、ヘッドフォンで個々の思い出の曲を聴いていただく個別音楽療法

施行終了した方についての報告です。


Dr.Chikaの『音楽と認知症』(その10)~パーソナルソングが認知症患者の心を呼び覚ます【携帯電話とスプリッターの活用】~歌って踊って・叫んで・涙して

  

個別音楽療法の報告8

匿名Hさん 70代前半/女性 アルツハイマー認知症 (HDS-R1点)

【普段の様子】

歩行:寝たきり リハビリ参加:不可 自発語:なし 問題症状:活動性低下 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

美空ひばりテレサテン

【反応が良かった聴取曲】

悲しい酒(美空ひばり

【聴く前の様子】

ベッド上で不動。開眼している。

【聴いている時の様子】

スタッフを指差し、突然笑う。曲によっては徐々に悲しい表情に。聴き終わってから、椅子とテーブルの間を指差し「汚れるといけないから」と自発語あり。何かを気遣っていた様子。スタッフが「知ってる曲でしたか?」という質問すると「うん」と答える。「悲しい酒」では、目が潤み悲しい表情になった。「美空ひばりさんが本当に好きなんですね」とスタッフが声をかけると、笑顔になる。

 

個別音楽療法の報告9

匿名Iさん 80代後半/男性 認知症 (HDS-R4)

【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:一部可能 自発語:あり 問題症状:帰宅欲求・感情失禁 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

なし

【反応が良かった聴取曲】

港町十三番地/川の流れのように美空ひばり)・明日があるさ坂本九)・銀座の恋の物語(石原裕次郎・牧村旬子)

【聴く前の様子】

悲しい表情で座っている。スタッフの顔を見ると泣き出す。傾眠のこともあり。

 【聴いている時の様子】

普段からの帰宅欲求・感情失禁のために、涙を流して聞き始めるが、徐々に落ち着く。表情が明るくなり、指を指揮棒のようにふってリズムをとっている。「これレコードだね」と頷くようにリズムをとる。途中、拍手をする。曲が終わると「良かった」と感想あり。

個別音楽療法の報告10【長期継続】

匿名Jさん 70代後半/女性 認知症 (HDS-R2点)

 【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:一部可能 自発語:なし 問題症状:徘徊 意思疎通:不良

【好きな曲の情報】

具体的な情報はなかったが、普段からフロアで音楽が流れていると踊っている様子が見られていた

【反応が良かった聴取曲】

バラが咲いた(マイク眞木)・真っ赤な太陽/港町十三番地/みだれ髪(美空ひばり)・上を向いて歩こう/明日があるさ坂本九)・365歩のマーチ(水前寺清子)・銀座の恋の物語(石原裕次郎・牧村旬子)・高校三年生(舟木一夫)・人生いろいろ(島倉千代子)・演歌みち(松原のぶえ)・浪花節だよ人生は/北酒場細川たかし)・浪花恋しぐれ都はるみ岡千秋)・ふたりの大阪(都はるみ・宮崎雅)

【聴く前の様子】

無表情で座っている・徘徊している・ベッドで休んでいる

【聴いている時の様子】

表情にこやかになり、首を横に振る。両手でリズムをとる。歌詞はあやふやだが常に歌っている。「あなたもやってみれば?」とスタッフに声を掛ける。また「若い頃・・」と何かを話そうとする。手を叩いて歌う。「ここがいいのよね」と自発的に話す。手をくるくるさせて踊るような仕草あり。曲始めから両手で踊るようにリズミカルに動き出す。最後まで歌い続ける。スタッフが一緒に歌うと一層明るい表情に。間奏の太鼓の音に合わせて舌を鳴らす。テーブルを爪で叩くこともある。曲によって振り付けやリズムの取り方が違っていた。

【結果】

長期継続試みたが、1ヶ月程続けたところで、他施設へ移動となった。

 

個別音楽療法の報告11

匿名Kさん 80代前半/女性 アルツハイマー認知症 (HDS-R:拒否のため施行不可)

 【普段の様子】

歩行:寝たきり リハビリ参加:不可 自発語:あり 問題症状:介護抵抗・大声 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

なし

【反応が良かった聴取曲】

なし

【聴く前の様子】

ベッド臥床。無表情。介護抵抗が強く大声で拒否言動あり。

【結果】

「嫌だよー」「聞きたくないよー」と大声で怒っている。普段から見られる介護抵抗の様子と同様に、音楽聴取に対しても拒否言動が見られたため施行中止。

 

個別音楽療法の報告12

匿名Lさん 80代後半/女性 認知症 (HDS-R8)

 【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:一部 自発語:あり 問題症状:傾眠 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

なし

【反応が良かった聴取曲】

いつでも夢を(橋幸夫吉永小百合)・君といつまでも(加山雄三)・真っ赤な太陽/港町十三番地美空ひばりブルーライトヨコハマいしだあゆみ)・上を向いて歩こう/明日があるさ坂本九

【聴く前の様子】

傾眠。目を閉じ机に伏せている。

【聴いている時の様子】

頷くようにリズムをとっている。「歌を聴くとなんだか穏やかな気持ちになるね」「やっぱりいいね」と自ら感想をスタッフに伝える。サビを歌い始める。「裕次郎の曲だっけ?」と歌手名を覚えている。「この歌はみんなが知っているような曲なんだよ」と話す。「上を向いて歩こう」を聴くと「九ちゃんもこの曲で有名になったんだよね」と話す。頷いてテーブルを叩きながら聴いている。坂本九の性格や家族のことを知っていて自発的に話す。他の曲でも歌手名を自ら話す。「こういう曲は流行りが終わってもずっと続いていくんじゃないの」と話す。覚醒良好になり開眼している。

 

個別音楽療法の報告13

匿名Mさん 70代後半/男性 認知症 (HDS-R拒否のため施行不可)

 【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:不可 自発語:あり 問題症状:活動性低下 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

なし

【反応が良かった聴取曲】

バラが咲いた(マイク眞木)・いつでも夢を(橋幸夫吉永小百合)・君といつまでも君といつまでも(加山雄三)・真っ赤な太陽(美空ひばり

【聴く前の様子】

ベッドで臥床・窓際に立って車を見ている

 【聴いている時の様子】

ベッド上で臥床し頭まで布団をかぶったまま聴いていただく。歌い出し、徐々に声が大きくなる。布団から顔を出した。「いいねー!これはいいぞー!」と話す。曲が流れると「わー、びっくりした」と言いながらも歌っている。頷きながら歌い出すが、途中で「もういい。すごくよかった!ありがとう!」と。「よかった。いやーびっくりしたよ。」と話す。

個別音楽療法の報告14

匿名Nさん 80代前半/女性 認知症 (HDS-R3点)

 【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:一部 自発語:あり 問題症状:特になく穏やか 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

なし

【反応が良かった聴取曲】

君といつまでも(加山雄三)・上を向いて歩こう/明日があるさ坂本九)・365歩のマーチ(水前寺清子)・高校三年生(舟木一夫)・川の流れのように美空ひばり

【聴く前の様子】

椅子に座り、落ちついている

【聴いている時の様子】

「すごくいい声」「両方から聞こえてくるから、すごくいいです」などと話し続ける。鼻歌をところどころ歌っている。「(ヘッドフォンを)落っことしたら大変。コードにつまづいたら大変」と繰り返している。「息子にこういうの買ってもらって聞いてたから」と回想するような発言あり。365歩のマーチでは「ワンツー・ワンツー」と歌いながら足踏み。手拍子もみられる。「石原裕次郎、大好きなの」と歌手名を笑顔で話す。

 

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

  

*個別音楽療法は私が勤務する認知症専門老人保健施設での独自の取り組みとして、認知症重症者のQOLの向上を目的に、対象者を選定した上で、作業療法士さんによるリハビリの一環として行なっております。

*お一人当たりの施行回数は1回3曲を5回(全15曲)が基本で、特に反応の良い方や通常のリハビリ介入を行えない方については、長期間(最長3ヶ月)継続して施行しています。

*【聴く前の様子】と【聴いている時の様子】は、作業療法士さんの記録から抜粋しています。

 

集団音楽療法(演奏会)

新型コロナウイルス感染症予防の観点から現在休止中です


精神科医Dr.Chikaの『認知症シリーズ第3回』~集団音楽療法

  

オリジナル曲

今月の曲

私が作曲をしているBGMの最新曲です。

【リラックスBGM18番】


【Sleeping 精神科医作曲】眠れる曲18 オルゴールバージョン【忙しい日の夜】  赤ちゃん ・子どもにも 眠れる睡眠音楽眠れる曲オルゴール18

 明るい曲調です。タイトルはビートルズの「A Hard Day's Night」から。

【リラックスBGM19番】


【Sleeping 精神科医作曲】眠れる曲19 ピアノ×パイプオルガンバージョン【風に吹かれて】  赤ちゃん ・子どもにも 眠れる睡眠音楽眠れる曲 ピアノ×パイブオルガン19

ややもの悲しい曲調です。ピアノのメロディの合間にパイプオルガンの音色の演奏を挟みました。

 

配信ストア一覧

www.tunecore.co.jp

 

ビートルズ全曲カバープロジェクト

10曲ピアノメドレーのVol.6を制作しました。


Dr.ChikaのBeatles ビートルズ ・ベストセレクション vol6

 

【曲順】

  1. Drive My Car
  2. Getting Better
  3. Hello Goodbye
  4. When I'm Sixty Four
  5. Mean Mr Mustard
  6. Polythene Pam
  7. Get Back
  8. Good Day Sunshine
  9. Lovely Lita
  10. Come Together

 

ビートルズの有名な名曲と、隠れた名曲の両方を、ピアノ・メドレーでお楽しみいただければと思います。

drchika.hatenablog.com

 

お読みいただきありがとうございました🎧🐈📰

 

バックナンバー

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

 

月刊【音楽療法新聞】 2020年9月(第6号)

認知症重症者への「個別音楽療法」最新の施行結果と、楽曲制作の情報を月刊でお届けします。

認知症専門床での個別音楽療法 

私が勤務する認知症専門老人保健施設に入所されている認知症の重症者の方に、ヘッドフォンで個々の思い出の曲を聴いていただく個別音楽療法

施行終了した方についての報告です。


Dr.Chikaの『音楽と認知症』(その8)~パーソナルソングが認知症患者の心を呼び覚ます【方法解説】施行開始! 徘徊をやめて聴いてくれた、歌詞を理解して話してくれた

 

個別音楽療法の報告5

匿名Eさん  90代後半/女性 認知症 (HDS-R1点)

【普段の様子】

歩行:寝たきり リハビリ参加:不可 自発語:なし 問題症状:活動性低下 意思疎通:不良

【好きな曲の情報】

なし

【反応が良かった聴取曲】

上を向いて歩こう坂本九)・365歩のマーチ(水前寺清子

【聴く前の様子】

ベッドに臥床し閉眼している。時々目を開ける。

【聴いている時の様子】

歌詞の内容に反応し、「涙がこぼれるって」「ひとりぼっちで歩くだって」「高校三年生だって」などと話す。少し目が潤み目頭に手を当てている。スタッフを真似て手を叩いている。

 

個別音楽療法の報告6

匿名Fさん   70代後半/女性 アルツハイマー認知症  (HDS-R3点)

【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:不可 自発語:なし 問題症状:徘徊 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

なし

【反応が良かった聴取曲】

君といつまでも(加山雄三)・いつでも夢を(橋幸夫吉永小百合

【聴く前の様子】

徘徊している。ぼーっとしている様子。

【聴いている時の様子】

ところどころはっきりと歌っている。途中で他利用者が現れた時に、激しく笑った。曲が終わると「はぁ~よかった」と笑顔。目を閉じて口ずさんでいる。鼻をすすり悲しげな表情になることも。何度も目元を拭う。両手で顔を覆い泣き出しそうな表情。スタッフが「歌うのお上手ですね」と話すと「全然」と謙虚な返答あり。

 

個別音楽療法の報告7

匿名Gさん   60代後半/男性 若年性アルツハイマー認知症 (HDS-R2点)

【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:不可 自発語:なし 問題症状:徘徊 意思疎通:可

【好きな曲の情報】

なし

【反応が良かった聴取曲】

いつでも夢を(橋幸夫吉永小百合

【聴く前の様子】

徘徊している・カーテンを引っ張りながら外を見ている・無表情

【聴いている時の様子】

時々手を叩く(リズムとは関係なく叩いている様子)。「あ~あってなっちゃうよ」と言って突然笑う。「まぁ大体あれじゃないの?」などと発語が増える。突然、「10くらいあるよ!」と発言。「はーあ」と何度かため息。スタッフが「曲知ってましたか?」と尋ねると頷く。

 

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

 

*個別音楽療法は私が勤務する認知症専門老人保健施設での独自の取り組みとして、認知症重症者のQOLの向上を目的に、対象者を選定した上で、作業療法士さんによるリハビリの一環として行なっております。

*お一人当たりの施行回数は1回3曲を5回(全15曲)が基本で、特に反応の良い方や通常のリハビリ介入を行えない方については、長期間(最長3ヶ月)継続して施行しています。

*【聴く前の様子】と【聴いている時の様子】は、作業療法士さんの記録から抜粋しています。

 

集団音楽療法(演奏会)

新型コロナウイルス感染症予防の観点から現在休止中です


精神科医Dr.Chikaの『認知症シリーズ第3回』~集団音楽療法

 

オリジナル曲

今月の曲

私が作曲をしているBGMの最新曲です。

【リラックスBGM16番】


【Sleeping 精神科医作曲】眠れる曲16 オルゴールバージョン【スリープモード】  赤ちゃん ・子どもにも 眠れる睡眠音楽眠れる曲オルゴール16

ややもの悲しいメロディーの曲です。

【リラックスBGM17番】


【Sleeping 精神科医作曲】眠れる曲17 ピアノバージョン【心の傘】  赤ちゃん ・子どもにも 眠れる睡眠音楽眠れる曲 ピアノ17

 明るいメロディーの曲です。雨が降る様子を表現してみました。

配信ストア一覧

www.tunecore.co.jp

 

ビートルズ全曲カバープロジェクト

 10曲ピアノメドレーのVol.5を制作しました。


Dr.ChikaのBeatles ビートルズ ・ベストセレクション vol5

【曲順】

  1. Magical Mystery Tour
  2. Octopus's Garden
  3. She Said She Said
  4. I've Got A  Feeling
  5. Why Don't We Do It In The Road?
  6. And Your Bird Can Sing
  7. Yes It Is
  8. She Came In Through The Bathroom Window
  9. Piggies
  10. Another Girl


ビートルズの有名な名曲と、隠れた名曲の両方を、ピアノ・メドレーでお楽しみいただければと思います。

drchika.hatenablog.com

 

お読みいただき、ありがとうございました🎧🐈📰

 

 バックナンバー

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

 

 

【号外】認知症老健の新型コロナ大作戦!

新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴い、私が勤務する認知症専門老人保健施設では、100名近くの利用者さんを感染から守るべく、様々な対策を行なっています。

看護師のKさんと対話形式の動画とともに、ご紹介をさせていただきます。 


Dr.Chikaの『認知症老健のコ〇ナ大作戦』~マスク・検査、チーム編成、雨合羽防護服+コ〇ナ禍によるメンタル問題

マスクの難しさ

施設の利用者さんは、認知症の症状のためにマスクをマスクとして認識することが難しい状況です。

外して捨ててしまったり、異食してしまったり、枕の裏やズボンの中などに溜め込んでしまったり、様々な理由でマスクの着用が難しい状況があります。

利用者さん全員にマスクを着用していただくことが難しい分、職員の感染予防・体調管理の徹底や集団でのリハビリ・レクリエーションの中止など、感染拡大を予防するための対策を行い日々改善を重ねています。

施設への感染経路

ご家族との面会が休止されている中で、主な感染経路は無症状の職員からの感染や、職員による接触感染の媒介、または新規入所の利用者さんからの感染など、外からウイルスが持ち込まれることが想定されます。

認知症老健では職員の感染予防対策に加え、新規利用者さんの入所前の抗体検査を無償で行っています。

検査

7月までに全職員を対象とした抗体検査を行いました。

また発熱などの体調不良がみられる利用者さんに対しては、施設内で抗原検査を行っています。

施設内での検査は、抗体検査・抗原検査ともに無償で行なっています。

また、新型コロナの症状が疑われたり濃厚接触の可能性がある職員、および同居のご家族様は、関連病院でのPCR検査を迅速に行い、陰性を確認した上で出勤をしていただいています。

職員または利用者の中で、一人でも陽性者が出た場合は、施設独自の判断で、迅速に、全職員・全利用者を対象にPCR検査を行う方針です。

そのような事態に備え、各部署内での緊急連絡網を整備し、シミュレーションを行なっています。

 

施設内で陽性者が出た場合

施設内を3つのエリアに分け、各エリアごとにチーム分けをした職員を配置します。

  1. 隔離エリア(感染者と濃厚接触者):Aチーム
  2. 同フロアの隔離外エリア:Bチーム
  3. 別フロアのエリア:Cチーム

普段とは異なる動きになるため事前のシミュレーションが重要です。

メンタルの問題

新型コロナの問題は多岐にわたり、経済への打撃やメンタルの問題が世代を問わず重要になってきます。

経済面・精神面の不安定から犯罪が増えたり、不安・抑うつなどの症状が長く続くことで自殺者の増加などの深刻な問題にも発展しかねません。

老健認知症の方々と昼夜をともにする私たちからの視点で、メッセージを盛り込ませていただきました。

認知症老健からのメッセージ〜

私が勤務する認知症専門老人保健施設では、認知症やその他の精神疾患を患いご自宅で生活されることが困難な高齢者の方が100名近くご入所されています。

精神科専門施設の特性上、身寄りがない、お金がない、という方が多くご入所されています。

しかし世間のイメージとは裏腹に、施設内は利用者さん、職員ともに明るく楽しい雰囲気です。

みなさん大変な思いをされてご入所に至っていますが、それを乗り越えて、日々の生活を楽しんでいらっしゃいます。

職員共々、医療やリハビリ・介護など様々な側面から利用者さんと多くの時間を一緒に過ごさせていただく中で、利用者さんの笑顔やユーモアに、パワーをいただいています。

人生の過程でいろんなものを失ったように感じることがあっても、最後には笑顔で過ごせることが幸せであることを、利用者さんから教えていただいているように思います。

 

雨合羽「防御服」シミュレーション

最後に、老健での防御服を実際に着用してご紹介しています。

体調不良の利用者さんが出たときに備えて、日常的に用いられる使い捨て雨合羽・シャワーキャップなどを応用して、施設独自の防御服を作りました。

万が一施設内で陽性者や疑い者が出た場合は、病院に入院までの期間、施設内での感染拡大を最小限に抑えられるよう、事前の話し合い・シミュレーションを重ねています。

重症化リスクの高い、認知症や身体疾患など基礎疾患を持った高齢者が集団で生活をされている、施設での集団感染の報告が相次いでいます。都内にある私たちの施設も対岸の火事とは言えません。

施設職員皆で協力をして、対応していきたいと思います。

 

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

 

 

 

 

月刊【音楽療法新聞】 2020年8月(第5号)

認知症重症者への「個別音楽療法」最新の施行結果と、楽曲制作の情報を月刊でお届けします。

認知症専門床での個別音楽療法 

私が勤務する認知症専門老人保健施設に入所されている認知症の重症者の方に、ヘッドフォンで個々の思い出の曲を聴いていただく個別音楽療法

施行終了した方についての報告です。作業療法士さんとの動画と共に、お届けします。


Dr.Chikaの『音楽と認知症』(その7)~パーソナルソングが認知症患者の心を呼び覚ます【方法解説】施行開始!Dさんの反応と昭和の音楽背景

個別音楽療法の報告4【長期継続】

匿名Dさん  70代後半/男性 アルツハイマー認知症(HDS-R3点)

 【普段の様子】

歩行:手引き リハビリ参加:不可 自発語:なし 問題症状:介護抵抗・作業せん妄 意思疎通:不良

【好きな曲の情報】

具体的な曲の情報はないが、普段から周りで音楽が流れていると歌う様子が見受けられ、音楽が好きな様子があった。

【反応が良かった聴取曲】

銀座の恋の物語(石原裕次郎・牧村旬子)・浪花恋しぐれ都はるみ岡千秋)・北酒場細川たかし)・大阪しぐれ都はるみ)・舟唄(八代亜紀)・新宿ブルース(扇ひろ子)・真っ赤な太陽(美空ひばり)・ブルーライトヨコハマいしだあゆみ)・上を向いて歩こう坂本九

【聴く前の様子】

テーブルを動かしている・椅子に触っている・服をいじりながら独語あり・靴を脱いだり、靴下に手を入れている・手すりを叩いている

【聴いている時の様子】

表情が明るくなり常に鼻歌を歌っている。時々膝を叩く様子あり。歌詞を口ずさむ。テーブルを叩いてリズムをとっている。曲が終わると手が止まる。「なかなか自分から歌が上手くなるのは難しいよね」と涙を流す。音楽を流しだすと指でOKサインをした。「こういうのを聞いて、ここでやればいいと思う」など自発的な発言が増える。膝を叩き足も持続的に動いている。スタッフが「知ってる曲はありましたか?」と聞くと「まぁ大体は」と答え意思疎通が取れている。ジェスチャーを入れながら感想を話そうとしている。聴き終わると「お互い頑張りましょう」と発言あり。「母ちゃんはズバズバいう人だった」と回想する発言もあり。歌詞がはっきりと歌うこともあった。

【長期継続の結果】

 とても反応が良いことと、個別音楽療法以外のリハビリ介入が困難なご状態であることから、3ヶ月間継続した。

HDS-Rの変化:3点(施行前)→4点(1ヶ月後)→3点(2ヶ月後)→3点(3ヶ月後)

QOLスコアの変化:17点(施行前)→22点(1ヶ月後)→22点(2ヶ月後)→22点(3ヶ月後)

【普段の様子の変化・特記事項】

食事介助を行なっていた介護士さんより、食事を自力で食べるようになったと、嬉しい報告があった。

 

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

  

*個別音楽療法は私が勤務する認知症専門老人保健施設での独自の取り組みとして、認知症重症者のQOLの向上を目的に、対象者を選定した上で、作業療法士さんによるリハビリの一環として行なっております。

*お一人当たりの施行回数は1回3曲を5回(全15曲)が基本で、特に反応の良い方や通常のリハビリ介入を行えない方については、長期間(最長3ヶ月)継続して施行しています。

*【聴く前の様子】と【聴いている時の様子】は、作業療法士さんの記録から抜粋しています。

 

集団音楽療法(演奏会)

新型コロナウイルス感染症予防の観点から現在休止中です


精神科医Dr.Chikaの『認知症シリーズ第3回』~集団音楽療法

 

オリジナル曲

今月の曲

眠りのためのピアノ曲  ロング・メドレー 第2弾 


【眠れる曲 ピアノ・バージョン】精神科医Dr.Chikaの「眠りのためのピアノ組曲」【Vol.2】

眠りのためのピアノ曲 第6番〜第15番を、眠っている犬の写真と共に、お届けしています。明るい曲、悲しい曲など、いろんな曲調の曲がメドレーになっています。眠りやリラックスなどの一助となれば幸いです。

配信ストア一覧

www.tunecore.co.jp

ビートルズ全曲カバープロジェクト

 10曲ピアノメドレーのVol.4を制作しました。


Dr.ChikaのBeatles ビートルズ ・ベストセレクション・パートⅣ

 【曲順】

  1. Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band
  2. With A Little Help From My Friends
  3. Eight Days A Week
  4. Glass Onion
  5. Paperback Writer
  6. A Hard Day's Night
  7. You Never Give Me Your Money
  8. Rocky Racoon
  9. Rain
  10. Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band(Reprise) 

ビートルズの有名な名曲と、隠れた名曲の両方を、ピアノ・メドレーでお楽しみいただければと思います。

drchika.hatenablog.com

 

エッセイ「大衆音楽文化の変遷」 

認知症専門老人保健施設に入所される利用者さんは70代後半から80代、90代の方がほとんどです。多くの利用者さんの思い出の曲が流行した時代である50年前は、現代とは音楽的な背景も大きく異なります。

この50年で、音楽の種類も個人の嗜好性も非常に多様化し、世代の流行曲という概念は薄れてきているようです。音楽の媒体もレコードからCD、さらにダウンロード・ストリーミングへと大きく形を変えました。また、消費形態が多様化し、音楽自体に無関心である人の割合も増えたのだそうです。

1965年の東京オリンピックを契機にテレビが普及し始めた頃は、メディアや消費の形態が現在よりも限られており、多くの人が親しんだ流行曲がありました。施設に入所される利用者さんは、お話ができない状態の方も多いですが、この流行曲を聴いてもらうと、ほとんどの方が口ずさむ様子が見受けられます。

一方、個別音楽療法を行なっている利用者さんの中には、少数ではありますが、昭和の歌謡曲ではなく、異なるジャンルの音楽を好んで聴いている方もいらっしゃいます。

今後、その様な多様性はより顕著になっていくと思います。

個々人が好む曲を、ピンポイントで聴いていただけるよう、一層の工夫をしていきたいと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました🎧🐈📰

 

 バックナンバー

drchika.hatenablog.com

 

【号外】「新型コロナウイルスから認知症高齢者を守ろう」〜1.消毒

新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴い、私が勤務する認知症専門老人保健施設では、100名近くの利用者さんを感染から守るべく、様々な対策を行なっています。

今回は消毒について、看護師のKさんと対話形式の動画とともに、ご紹介をさせていただきます。 


Dr.Chikaの『新型コロナウィルスから認知症高齢者をまもろう』~1.消毒

 

施設の中での消毒(職員)

  1. 職員玄関に消毒液設置:出勤したらまずは手指消毒
  2. 1ケア(手技)1手洗い:消毒液を小ボトルに入れて持ち歩き、1ケア・1手技ごとに、手指を消毒する

施設の中での消毒(利用者さん)

  1. 食事前の手洗い:石鹸での手洗いを介助する
  2. 食事前・おやつ前の手指消毒:手洗いに加えて、消毒液を利用者さんの手にプッシュして回る。自身で手を擦り合わせてくれる方が多いです。

帰宅時の消毒(職員)

  1. 手指消毒
  2. 鞄や郵送物などの表面の拭き取り
  3. 靴をスプレー消毒
  4. まずは入浴

施設内の消毒・掃除・換気

  1. 机やドアノブなど、触れやすい場所を中心に消毒・掃除
  2. 換気:出来るだけドアを解放する。サーキュレーターを設置。

 

利用者さんご自身では、感染予防を行うことができないご状態です。

また処置や介助の際には、利用者さんに直接触れるため、接触感染のリスクがあります。

職員が媒介することがないよう、施設内での1ケアごとの手指消毒を習慣化するとともに、日常生活での感染予防策を徹底し、施設内にウイルスを持ち込まないよう、

努めて行きたいと思います。

 

 

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

 

月刊【音楽療法新聞】 2020年7月(第4号)

認知症重症者への「個別音楽療法」最新の施行結果と、楽曲制作の情報を月刊でお届けします。

認知症専門床での個別音楽療法 

私が勤務する認知症専門老人保健施設に入所されている認知症の重症者の方に、ヘッドフォンで個々の思い出の曲を聴いていただく個別音楽療法

施行終了した方についての報告です。作業療法士さんとの動画と共に、お届けします。


Dr.Chikaの『音楽と認知症』(その6)~パーソナルソングが認知症患者の心を呼び覚ます【方法解説】施行開始!A・B・Cさんの反応

個別音楽療法の報告1-1

匿名Aさん   70代前半/女性 前頭側頭型認知症HDS-R 7点)

【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:一部 自発語:なし 問題症状:独語 意思疎通:可能

【好きな曲の情報】

美空ひばり 

【聴く前の様子】

独語が見られ、声かけにも拒否的

【結果】

ヘッドフォンをつけようとすると怒ってしまい、聴きたくない様子。

★追記:個別音楽療法の報告1-2(再施行)

約10ヶ月後、時期を変えて、再度試みました。

初回とは全く異なり、大変良い反応が見られました。

【反応が良かった聴取曲】

川の流れのように/リンゴ追分/真っ赤な太陽/お祭りマンボ/港町十三番地/愛燦燦/越後獅子の歌(美空ひばり)

【聴く前の様子】

徘徊している・椅子に座りずっと腕を掻いている・穏やか

 【聴いている時の様子】

曲が始まるとすぐに声量大きく歌いだす。笑顔絶えず、時々声をあげて笑う。独自の歌詞やテンポで歌うことも。Aメロが流れている時にサビを歌っていることもある。「涙こらえて」「涙こぼして」「泣かないよ」といった涙と関連のあるワードを独自に歌詞に入れて歌っている。「パンパンパン・・」と言いながら手を広げたりアクションが入ることもある。足でリズムをとっている。一緒に聴いている利用者さんの歌声に「すごい声」と笑っていた。

【コメント】

初回施行時はヘッドフォンをつけようとすると怒ってしまい、施行ができませんでしたが、その後精神症状が落ち着いてきた様子であったため、再施行を試みました。

その結果、大変良い反応が見られました。怒りっぽくなることも認知症の症状の一つですが、心理的な症状は時間の経過に伴い変化していきます。ご本人のペースに合わせて、時間や時期を調整して施行することが大事であると感じました。

 

個別音楽療法の報告2

匿名Bさん   90代前半/男性   認知症HDS-R 4点)

【普段の様子】

歩行:自立 リハビリ参加:不可 自発語:なし 問題症状:異食・食事摂取低下 意思疎通:不良

【好きな曲の情報】

なし

 【結果】

施行開始日の前日に、身体の体調不良のため点滴を開始した。

止むを得ず施行を中止した。

 

個別音楽療法の報告3【長期継続】

匿名Cさん  60代前半/女性 認知症HDS-R 5点)

 【普段の様子】

歩行:寝たきり リハビリ参加:不可 自発語:あり 問題症状:大声 意思疎通:可能

【好きな曲の情報】

山口百恵・荻野目洋子・郷ひろみ:ご家族よりCDを持参いただいた

【反応が良かった聴取曲】

いい日旅立ち/イミテーションゴールド/プレイバックPart2/ロックンロールウィドウ/横須賀ストーリー/乙女座宮/謝肉祭/青い果実/愛に走って(山口百恵

【聴く前の様子】

ベッド上で傾眠・眉間にしわを寄せて無言・大声で独語が続いている時もある

【聴いている時の様子】

はっきりと声に出して歌っている:手足を共に動かしている。常に笑顔。特に好きな曲では最も大きな声が出る。2度目以降はスタッフが音楽を聞きましょうと声かけをするだけで目を見開き笑顔に。前奏から「パパパ」と歌いだす。自ら曲名を言う。曲を止めると、口角が下がりがっかりする様子。山口百恵さんのCDを一通り聴き終わり他のCDに変更すると、「知らない」と顔をしかめどんどん表情が曇る。「変えてー」と嫌がっている。再び山口百恵のCDに戻すと笑顔で歌いだす。山口百恵の話を自ら語り始める。曲が終わった後もリズミカルに声出しあり。「愛に走って」が最も反応良く、腕を上下させてリズムをとる。笑い声を漏らしながら歌う。

【長期継続の結果】

 とても反応が良いことと、個別音楽療法以外のリハビリ介入が困難なご状態であることから、3ヶ月継続した。

HDS-Rの変化:5点(施行前)→8点(1ヶ月後)→11点(2ヶ月後)→6点(3ヶ月後)

QOLスコアの変化:18点(施行前)→21点(1ヶ月後)→21点(2ヶ月後)→21点(3ヶ月後)

【普段の様子の変化・特記事項】

大声を出すことが少なくなった。 

 

drchika.hatenablog.com

 

drchika.hatenablog.com

  

*個別音楽療法は私が勤務する認知症専門老人保健施設での独自の取り組みとして、認知症重症者のQOLの向上を目的に、対象者を選定した上で、作業療法士さんによるリハビリの一環として行なっております。

*お一人当たりの施行回数は1回3曲を5回(全15曲)が基本で、特に反応の良い方や通常のリハビリ介入を行えない方については、長期間(最長3ヶ月)継続して施行しています。

*【聴く前の様子】と【聴いている時の様子】は、作業療法士さんの記録から抜粋しています。

 

集団音楽療法(演奏会)

新型コロナウイルス感染症予防の観点から現在休止中です

今年3月の演奏会の様子です。


【精神科医Dr.Chika】『 老健演奏会 卒業式テーマ【集団音楽療法】」』

オリジナル曲

今月の曲

眠りのためのオルゴール曲 ロング・メドレー 第2弾 


【眠れる曲 オルゴール・バージョン】精神科医Dr.ChikaのオリジナルBGMメドレー・眠りのための組曲【Part2】

眠りのためのオルゴール曲 第6番〜第15番を、眠っている猫の写真と共に、お届けしています。明るい曲、悲しい曲など、いろんな曲調の曲がメドレーになっています。眠りやリラックスなどの一助となれば幸いです。

配信ストア一覧

www.tunecore.co.jp

 

ビートルズ全曲カバープロジェクト

ピアノver.10曲メドレーのVol.3を制作しました。


Dr.ChikaのBeatles ビートルズ ・ベストセレクション・パートⅢ

【曲順】

  1. Here Comes The Sun
  2. I Am The Walrus
  3. Help!
  4. Golden Slumbers
  5. Hey Bulldog
  6. I’m So Tired
  7. If I Needed Someone
  8. The Long And Winding Road
  9. I’m Down
  10. Her Majesty

ビートルズの有名な名曲と、隠れた名曲の両方をピアノ・メドレーでお楽しみいただければと思います。

drchika.hatenablog.com

 

お読みいただき、ありがとうございました🎧🐈📰

【号外】認知症老健の新型コロナウイルス感染症対応:現在の状況まとめ

今年の1月末頃より、新型コロナウイルス感染症の流行が始まり、

私の勤務する認知症老健でも、日々、話し合いや対策を重ねております。

幸い、現在まで施設内で陽性者は出ておりませんが、

近隣の施設等でも感染者の報告が増えている中で、

一層の対応強化が必要な状況となっております。

 

現在の状況

リハビリ・レクリエーション

演奏会を含む集団のレクやリハビリは現在も休止しております。

個別のリハビリは継続できています。

個別音楽聴取も継続できています。

 

面会・外出など

面会や急を要さない外出の中止の対応を行っておりましたが、緊急事態宣言解除後は、

対面ではないものの、電話での面会を開始しております。

但し、今後の感染状況により対応方針を都度確認していく必要があります。

 

検査体制の強化

先週より施設内での利用者さんや職員を対象とした抗体検査・抗原検査を開始しております。

施設内での感染状況・有無を可能な限り把握することで、感染防止に努めていく方針です。

 

認知症老健は、重症化のリスクが高いとされる持病のある高齢者が100名近く入所されています。

認知症の他に、身体疾患を持たれている方が多く、マスクの着用などの利用者さん自身による感染防御を行うことができないご状態である方がほとんどです。

 

認知症老健での新型コロナウイルス感染症対策の状況については今後も記録を行っていけたらと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました🌐

 

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

臨時増刊号:作曲・録音 〜眠りのためのオルゴール曲ができるまで〜

眠れるオルゴール「GoodNight」

これまでに作曲した楽曲の中で、最も多く再生をいただいている曲です。

お聴きいただき、どうもありがとうございます。

少しでも、眠りやすくなった・・という方がいたらとても嬉しく思います。


【Sleeping 精神科医作曲】眠れる曲オルゴールバージョン【Goodnight】 赤ちゃん ・子どもにも 眠れる睡眠音楽

 

今回は、オルゴール曲が出来上がるまでの過程の中で、作曲の流れについての概要をお伝えさせていただきます。

作曲・録音

(1)メロディー(モチーフ)のストック

現在制作している楽曲は、過去に思いついたメロディーをボイスレコーダーへ録音・ストックしておいたものを元に、随時メロディーを補足して編曲を行っています。

メロディーが浮かんだ時に、忘れないよう、ボイスレコーダーや携帯のボイスメモに録音をしています。

この一つのメロディーのまとまりをモチーフと言います。

中には10年以上前に録音したデータもありますが、年月が経ってから改めて聴き直し、使えるものを選んだ上で、制作を始めます。

 

(2)メロディの補足

一つの曲には複数のメロディのまとまりがあります。

曲に出てくる順番でAメロ・Bメロ・Cメロ・・と呼ばれます。

J-PopではCメロ=サビである3部構成であることが多くなっています。

Bメロ=サビの場合は2部構成と言われます。(ビートルズの曲は2部構成が多いです。)

(1)で思いついたメロディは大体サビなどの曲の1部分であることが多いため、残りの部分のメロディーを、その場で考えて補いながら、midi鍵盤で全体を録音していきます。

(3)コードを録音

まずはメロディに当てるコードを探って簡単なコード譜としてメモします。

DTMで音色等の設定を行い、仮のテンポを決めてから録音ボタンをおして、数小節を目安に演奏していきます。

(4)メロディを重ねる

コード伴奏に合わせて、メロディを重ねて録音します。

(5)逆の場合などもある

ここまで基本的な流れを記載いたしましたが、特に決まりがあるわけではなく、随時順序が前後する場合もあります。

例えば先にメロディを録音してから、コードをつける場合もあります。

midi録音の場合は録音後のデータ修正は可能ですが、できるだけ正確に録音しておいた方が編集の作業がよりスムーズになります。

録音する部分は基本的には各メロディにつき1回で、ワンコーラス分(歌謡曲での1番の部分)です。

 

録音が終わったら、編集の作業に入ります。

 

(5)編集方法 

編集方法(DTMの基本的な内容)については、以前サイコセラピー研究所のブログの方で、概要を書かせていただいております。

https://www.allin1.co.jp/service/psychotherapy/blog/how-to-arrange-music/

 

簡単ではありますが、メロディーを思いついてから、楽曲データが仕上がるまでの概要をお伝えさせていただきました。

 

お読みいただき、ありがとうございました🐈🎧♫

 

 

 

 

【号外】認知症老健での新型コロナウイルス感染症への対策 〜施設での集団感染を防ぐために〜

新型コロナウイルスによる肺炎が流行しつつあります。

重症化・死亡した方の多くは基礎疾患がある方や高齢者とされています。

私が勤務する認知症老健には介護を要する認知症高齢者の方々が100名近く入所されています。

万が一施設内で感染があった場合、集団感染・重症化が懸念されるため、今後の拡大に伴い施設内で感染者を出さないことが急務となります。

認知症施設で経験した感染症の流行

感染症の類では、これまでに、施設内でのインフルエンザの流行・疥癬(ヒゼンダニの寄生による皮疹)の流行を経験しました。

感染経路はインフルエンザは飛沫感染接触感染、疥癬接触感染ですが、いずれも一人の感染確定者が出てから短期間で数十人へ広がりました。

一人の確定者が出た時点ですでに他の方へも感染していたと考えられます。

終息にはインフルエンザでは1~2ヶ月、疥癬では4ヶ月を要しました。

特にインフルエンザの流行時は対応に当たった職員の罹患も重なり、少ない人員の中で対応を行いました。

施設での感染ルート

感染源の特定はできませんが、施設の利用者さんは基本的に施設の外へ出ることがないため、考えられる感染経路としては面会時やご家族との外出・外泊、職員からの媒介、あるいはご入所される時点ですでに感染されていたなどの可能性が考えられます。

新型コロナウイルスの施設での感染予防

今回の新型ウイルスについては、飛沫感染接触感染が感染経路とされます。

現時点では、媒介の要因となりうる職員の感染予防と施設内の衛生管理・来訪者の渡航歴聴取を行なっていく方針となっています。

 

今後の状況によっては、更に対応を拡大させる可能性もありますが、

利用者さんの感染予防を優先して随時検討していきたいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました🌐

音楽療法新聞 2019年1月(第3号)「個別音楽聴取」老健のリハビリとして本格始動

本日より、認知症老健の個別音楽聴取を再開しました。

米国を中心に行われている思い出の曲をヘッドフォンで聴く手法です。


Dr.Chikaの『音楽と認知症』パーソナルソングが認知症患者の心を呼び覚ます

前回までは効果判定を目的とするものでしたが、今回は持続的に、認知症老健のサービスの一環として取り入れながら、より多くの対象者についての効果判定も引き続き行っていく形で再開することができました。

 また今回からは専属の作業療法士さんに施行いただく形で、私の方での効果判定と共同で進めて行きます。

対象者の選定

認知症老健に入所されている100名近い利用者さんの中から、私の方で対象者の選定を行いますが、対象となる方は主に以下のような方です。

認知症の最重症者

・集団のレクリエーションに参加不可能(常時臥床または状況認識ができないことにより参加不可能である方)

・長谷川式簡易知能評価スケール0点~5点の方(30点満点・20点以下で認知症の疑いとされます)

・指示動作が困難あるいは会話ができないことなどから身体的なリハビリの介入が不可能である方

・難聴がない方

 

聴取曲

個別に用意された曲を聴いていただければベストですが、嗜好が不明のため個別曲を用意できない方には1950~60年代の流行曲を聴いていただき、反応を見ながら思い出の曲を探っていく予定です。

評価方法

・聴いている時の様子を記録

・普段の様子の観察

・長谷川式簡易知能評価スケール

QOLスコア

BPSDスコア

・フェーススケール

 

認知症最重症者に対してできること

認知症の最重症者の方は、身体面のケアがより重要になります。具体的には、誤嚥による肺炎予防や転倒予防・尿路感染などの予防です。認知症が進行すると身体機能が損なわれ嚥下機能や歩行能力も低下します。認知症の主な死因は肺炎・骨折などの身体的な原因であるため、その予防が最優先となります。

そういった状態の方は、自発的な日中の活動はすでに行えなくなっています。老健の本来の目的である、リハビリの介入が難しくなってきます。そのような認知症の最重症者と言われる方々に対して、働きかけができる残された方法として、個別音楽聴取を数年前から試みています。個人差はありますが、表情の変化や自発的な歌唱といった、QOLの向上や、言語能力の改善・不穏減少なども、これまでに見られています。

来週以降、対象者の皆さんの反応が楽しみです。

 


drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com 

臨時増刊号:認知症予防のためのオリジナル・リズム体操

認知症老健オリジナルのリズム体操を制作いたしました。

私が作曲を担当し、作業療法士さんに体操の振り付けをつけていただきました。

Part1〜3まで、それぞれ、立って体操、座って体操の2つのバージョンがあります。

立って体操

1.ビートルズ


精神科医Dr.Chikaの『リハビリ体操part1(立って体操 ビートルズ風)』

2.ロックンロール風


精神科医Dr.Chikaの『リハビリ体操part2(立って体操 ロックンロール風)』

3.フラダンス


精神科医Dr.Chikaの『リハビリ体操part3(立って体操 フラダンス風)』

 

座って体操

1.ビートルズ


精神科医Dr.Chikaの『リハビリ体操part1(座って体操 ビートルズ風)』

2.ロックンロール風


精神科医Dr.Chikaの『リハビリ体操part2(座って体操 ロックンロール風)』

3.フラダンス


精神科医Dr.Chikaの『リハビリ体操part3(座って体操 フラダンス風)』

 

認知症老健では、集団音楽療法の中で、毎回取り入れています。

手足を両方同時に動かすことが難しい場合は、手だけでも、動かしていただいています。

 

【臨時増刊号】認知症重症者への「個別音楽聴取」2018/2019施行結果と学会発表の記録

2018.4月〜11月にかけて、個別音楽聴取の効果判定を目的に、認知症専門老健保健施設での施行を行いました。

4月〜8月までの結果を2018の日本精神科医学会(長野)で、4月〜11月までの結果を2019の精神神経学会(新潟)で発表させていただきました。

2018/2019までの結果と学会で発表させていただいた内容をまとめたいと思います。


Dr.Chikaの『音楽と認知症』パーソナルソングが認知症患者の心を呼び覚ます

 

日本での認知症への音楽療法の位置づけ

認知症疾患治療ガイドライン2017でBPSDへの対応は非薬物療法を優先することが原則とされている

音楽療法も提案されているがエビデンスが弱い

音楽療法の分類

能動的音楽療法:演奏を集団で行う(集団音楽療法

受動的音楽療法:音楽を鑑賞する(個別音楽聴取はこちらに分類される)

日本の先行研究

・いずれも集団音楽療法が主に軽度の患者を対象に施行されている

・結果は軽度・中等度患者では有意な症状改善を認め、重度では改善を認めなかったとされている

・ヘッドフォンを介した音楽刺激で好みの音楽での脳波の反応性の増強を認めたり

・幼少期の曲よりも成人期に歌った歌謡曲で肯定的な反応を示す傾向があると報告されている

 

日本で行われている認知症への音楽療法まとめ

重度認知症患者への積極的な施行は行われていない

個別の介入や受動的な音楽聴取についての研究は不施行であり、検証が必要

 

米国で行われているPML(Personalized Music Listening)

重度認知症患者への個人別音楽聴取による不穏症状改善が報告されている

Linda Gerdnerの先行研究

・好みの音楽を聴かせることで不穏症状が減少するという実証研究を報告

・リラクゼーションに用いられるクラシック音楽よりも個人的な好みの音楽で症状が有意に改善することを示した

・好みの音楽をヘッドフォンで聴取する「Personalized Music Listening:PMLのガイドラインを作成

 

施行の目的

・日本で未施行である重度認知症患者へのPMLの施行可能性と有効性の検証

・その再現性や集団聴取、Group Music Listening:GMLとの比較

・他の手段による能動的リハビリ介入を行うことのできない最重症者へのPMLの施行可能性・有効性についての検証

 

方法

認知症老健の入所者から10名の対象者を選定

様々な周辺症状がみられるリハビリ介入が困難な最重症者を選定

初回施行の方法

f:id:drchika:20191229160923p:plain

初回施行のスケジュール

・各々に対し1か月ずつPMLを施行

・施行期間前後1ヶ月を含め、職員の協力の下、24時間体制で状態観察を行い症状観察シートに記録

・週1回QOL評価表・BPSDスコア・フェーススケールを用いて評価

 

再施行・集団聴取の方法

f:id:drchika:20191229160927p:plain

再施行・集団聴取のスケジュール

・初回施行後1ヶ月経過後に、入所継続の5名に対し再施行・集団聴取施行

・初回同様に1ヶ月間再施行・その2週間後に集団聴取を同曲目、同頻度で1ヶ月間施行

・観察、評価方法は初回と同様

 

聴取曲選定

認知症患者の年齢や時代背景などから、成人期に聴いたと思われる歌謡曲を厳選し14曲を事前に選定

個別に好きな曲を聞き取れた場合は事前選定曲に加え、個人別のCDを作成した

f:id:drchika:20191220214944j:plain

事前選定曲

施行内容の詳細

・1回15分間・週に3回・全14回ヘッドフォンで聴いていただいた

音楽療法室またはベッドサイドやフロアにて、複数名同時に施行した

f:id:drchika:20191229153002j:plain

設置した音楽療法

結果

初回個別聴取の結果

QOLスコア:施行期間中に退所した3名は評価から除外しグラフ作成・評価した。7例中5例で改善傾向を認め、効果は1週間程で消失した。

BPSDスコア:7例中2例で改善

フェーススケール:変動は見られるが全体的な改善傾向を認め、効果は1週間程で消失した。

個別聴取再施行・集団聴取の結果

QOLスコア:再施行で改善傾向再現がみられたが初回より反応性は低下。GMLでは改善傾向は認めなかった

 BPSDスコア:ほぼ不変で、改善例はなかった

フェーススケール:ほぼ不変で初回より反応は低下。GMLともに改善傾向なし。

その他の特記事項

初回PML:認知症以外の精神疾患の合併のある2例で拒否あり。合併のない例は施行可能であり、程度の差はあるが全例で何らかの反応・効果を認めた。不穏の減少・言語能力の改善に特に効果を認め、施行終了後も持続する例があった。

PML再施行:施行中の表情変化・歌唱の反応性が初回より減少した

GML:施行中の表情改善はみられたが歌唱はPMLより減少した

個別事象

・疎通困難な対象者同士で施行時間内外での自発的挨拶や簡単な会話など社会性の向上がみられた

・失語が顕著な例で歌詞の歌唱や発語単語数の増加がみられた

・易怒性を認めた例で施行時間外にも自発的に歌唱がみられ表情改善・不穏減少を認めた

考察

施行可能性について

・能動的リハビリ介入が困難な最重症者へ施行可能であった

有効性について

・不穏減少や言語能力の改善に特に有効な可能性が示唆された。

・反応・効果の有無には個人差が大きかった

・終了後1週間程で効果が消失したため持続的な介入が必要と考えられた

効果の再現性について

QOLスコア改善の再現は可能であったが、初回より反応性は減少

PMLとGMLとの比較について

・集団聴取よりもヘッドフォンを用いた個別聴取による有効性が示唆された

その他 

他の音楽療法と比較しても最重症者へ施行可能な点が重要と考える

 

まとめ

・重度認知症患者10名を対象に個人別音楽聴取を1ヶ月間施行し5名を対象に再施行・集団聴取との比較を行った。

・不穏減少や言語能力の改善への有効性が示唆された

QOLスコア・フェーススケールの全体的な改善傾向を認めた

・再施行よりも初回で有効、集団聴取よりも個別聴取で有効であった

・日本でのPML施行可能性が確認され、重度認知症患者への非薬物療法としての有効性が示唆された

 

お読みいただき、どうもありがとうございました。🐈🎧🎵

 

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

 

余談

学会発表のために長野と新潟に行きました。観光もせずにトンボ帰りでしたが、新潟からの帰りの新幹線で爆睡をしてしまっていたようです。気がついた時には東京駅で掃除のおじさん、おばさんに2人がかりで「終点ですよー」と起こしてもらっていました。

 

月刊【音楽療法新聞】 2019年12月(第2号)クリスマス演奏会

認知症音楽療法と、楽曲制作の情報を月刊でお届けします。

集団音楽療法(演奏会) 

12月25日は今年最後の演奏会でした。

認知症老健での集団音楽療法を始めてからもうすぐ4年になります。

クリスマス演奏会の様子


【精神科医Dr.Chika】『老健クリスマス演奏会』

曲目

〜(前半)クリスマス・ソング

  1. 赤鼻のトナカイ
  2. きよしこの夜
  3. サンタが街にやってくる
  4. ジングルベル

〜(後半)昭和の歌謡曲など〜

  1. たき火
  2. 川の流れのように
  3. 乾杯(職員へのお祝い:特別演奏)
  4. 北酒場
  5. 兄弟船

 

今回もみなさん楽しそうに歌ってくれました🎄来年もよろしくお願いします🎍

 

認知症専門床での個別音楽療法 

私が勤務する認知症専門老人保健施設に入所されている認知症の重症者の方に、ヘッドフォンで個々の思い出の曲を聴いていただく個別音楽療法

2020年から施設でのリハビリとして、本格始動していきます。

drchika.hatenablog.com

drchika.hatenablog.com

 

オリジナル曲

今月の曲

眠りのためのオルゴール曲  第1番「Good Night」


【Sleeping 精神科医作曲】眠れる曲オルゴールバージョン【Goodnight】 赤ちゃん ・子どもにも 眠れる睡眠音楽

タイトルはビートルズの「Good Night」から。眠りやリラックスなどの一助となれば幸いです。

*2020年5月:100万回再生をいただきました。どうもありがとうございます。

配信ストア一覧

www.tunecore.co.jp

 

ビートルズ全曲カバープロジェクト

10曲メドレーVol.1のベルver.とオルゴールver.を制作しました。

クリスマス・鐘の音ver


【クリスマスBGM】Dr.ChikaのBeatles ビートルズ ベストセレクション・クリスマス・鐘の音バージョン

オルゴールver


【眠れる曲・オルゴール・Beatles】精神科医Dr.Chika のビートルズベスト

【曲順】

  1. Michelle
  2. Norwegian Wood
  3. Black Bird
  4. Strawberry Fields Forever
  5. Something
  6. Here There And Everywhere
  7. If I fell
  8. For No One
  9. And I love Her
  10. Yesterday

ビートルズの有名な名曲と、隠れた名曲の両方をベルまたはオルゴールの音色でお楽しみいただければと思います。

drchika.hatenablog.com

 

お読みいただき、ありがとうございました🎧🐈📰