【楽曲制作】作曲・録音 〜眠りのためのオルゴール曲ができるまで〜
眠れるオルゴール「GoodNight」
これまでに作曲した楽曲の中で、最も多く再生をいただいている曲です。
お聴きいただき、どうもありがとうございます。
少しでも、眠りやすくなった・・という方がいたらとても嬉しく思います。
【Sleeping 精神科医作曲】眠れる曲オルゴールバージョン【Goodnight】 赤ちゃん ・子どもにも 眠れる睡眠音楽
今回は、オルゴール曲が出来上がるまでの過程の中で、作曲の流れについての概要をお伝えさせていただきます。
作曲・録音
(1)メロディー(モチーフ)のストック
現在制作している楽曲は、過去に思いついたメロディーをボイスレコーダーへ録音・ストックしておいたものを元に、随時メロディーを補足して編曲を行っています。
メロディーが浮かんだ時に、忘れないよう、ボイスレコーダーや携帯のボイスメモに録音をしています。
この一つのメロディーのまとまりをモチーフと言います。
中には10年以上前に録音したデータもありますが、年月が経ってから改めて聴き直し、使えるものを選んだ上で、制作を始めます。
(2)メロディの補足
一つの曲には複数のメロディのまとまりがあります。
曲に出てくる順番でAメロ・Bメロ・Cメロ・・と呼ばれます。
J-PopではCメロ=サビである3部構成であることが多くなっています。
Bメロ=サビの場合は2部構成と言われます。(ビートルズの曲は2部構成が多いです。)
(1)で思いついたメロディは大体サビなどの曲の1部分であることが多いため、残りの部分のメロディーを、その場で考えて補いながら、midi鍵盤で全体を録音していきます。
(3)コードを録音
まずはメロディに当てるコードを探って簡単なコード譜としてメモします。
DTMで音色等の設定を行い、仮のテンポを決めてから録音ボタンをおして、数小節を目安に演奏していきます。
(4)メロディを重ねる
コード伴奏に合わせて、メロディを重ねて録音します。
(5)逆の場合などもある
ここまで基本的な流れを記載いたしましたが、特に決まりがあるわけではなく、随時順序が前後する場合もあります。
例えば先にメロディを録音してから、コードをつける場合もあります。
midi録音の場合は録音後のデータ修正は可能ですが、できるだけ正確に録音しておいた方が編集の作業がよりスムーズになります。
録音する部分は基本的には各メロディにつき1回で、ワンコーラス分(歌謡曲での1番の部分)です。
録音が終わったら、編集の作業に入ります。
(5)編集方法
編集方法(DTMの基本的な内容)については、以下のサイコセラピー研究所のブログの方で、概要を書かせていただいております。
簡単ではありますが、メロディーを思いついてから、楽曲データが仕上がるまでの概要をお伝えさせていただきました。
お読みいただき、ありがとうございました🐈🎧♫